家庭問題情報センター(Family Problems Information Center:FPIC)は,家庭紛争の調整や非行少年の指導に長年携わってきた元家庭裁判所調査官たちが、その豊富な経験と人間関係の専門知識,技法を広く活用し、 健全な家庭生活の実現に貢献することを目的として設立された公益法人です。 全国各地に相談室が設置され、夫婦関係の調整や離婚などの問題、離婚後の子をめぐる問題、いじめなど子育ての悩み、ひきこもりなど成人した子の悩み、老親をめぐる兄弟間の悩み、職場の人間関係や男女関係のトラブルあるいは生き方や性格の悩みなど、人間関係、子育てやこころの問題についての相談に応じています。 「子どもがいる夫婦の離婚セミナー」、「ドメスティック・バイオレンスに関するセミナー」、「成年後見セミナー」など、夫婦・親子関係についての各種セミナーを開催したり、 また企業の研修や公共団体、公民館、PTA、NPOなどの要請に応じ、幅広いテーマの公演会に講師を派遣しています。 成年後見制度に関しては、親族の成年後見人になられた方の相談に応じることや法人として任意成年後見人や成年後見人等を引き受けています。また、成年後見人等の候補者を会員の中から推薦もします。 家庭問題情報誌「ふぁみりお」を定期的に発行し無料で配布しており、無料で地方公共団体、図書館などに配布しており、また「若者たちの社会的ひきこもり」、「夫婦の危機と養育機能の修復」などの単行本を出版し、 その他多くの出版物に情報・意見を掲載するなど、現代家族をめぐる諸問題の解決のために、専門的な立場からの広報活動を続けています。 公益社団法人家庭問題情報センターは、平成19年10月以降、毎年厚生労働省「養育費相談支援センター」事業の委託を受けています。 養育費相談支援センターは全国の養育費専門相談員、母子自立支援員、自治体職員等のための相談支援事業、研修事業、情報提供事業を行っています。 また、ご本人などからの直接電話やメールによる相談も行っています。 養育費等相談支援センター ホームページ その他の活動としては、裁判所からの依頼を受け、刑事事件での情状鑑定や民事事件での子の監護に関する鑑定をする鑑定人候補者を推薦したり、 家庭問題に関する調査研究を行っています。 相談や講師の派遣、情報誌「ふぁみりお」の送付をご希望の方は、お近くの相談室にご連絡ください。 なお、企業が従業員の福利厚生のために当センターの相談室と契約するシステムもありますので、ご利用ください。