当センターでは、本年2月24日(土)にFPICセミナー「熟年離婚―どうしますか お金と心の問題」を開催し、好評を博しました。
参加された多くの中高年の方々の熱心な質疑に、熟年離婚への関心の強さ、切実さを感じさせられました。
10年前の1997(平成9)年には、結婚したばかりの若い夫婦の離婚をテーマにしたTVドラマ「成田離婚」(フジテレビ系)が
平均視聴率18.6%という高さで評判になりましたが、それから8年経った2005(平成17)年には、
35年間連れ添った夫婦の離婚をテーマにしたTVドラマ「熟年離婚」(テレビ朝日系)が最終回には30%を超える高視聴率となり、
熟年離婚という言葉はすっかり定着しました。
また、熟年離婚を考えている人にとって、今年の4月は、離婚時の新しい年金分割制度がスタートしたということで、大きな意味を持っており、
これから熟年離婚が増えるのではないかと予想する人もいます。
それで、今回は、サラリーマンの夫を持つ専業主婦の妻に焦点を当てて、熟年離婚について考えてみたいと思います。
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